「何も使っていないのに、夕方になるとバッテリーが半分以下になっている」なんてこと、ありますよね。
Androidで電池消耗が大きいアプリを確認して対策をとれば、バッテリーの減りはすぐ落ち着きます。やることはシンプルで、設定画面から犯人アプリを探し、裏での動きを抑えるだけです。所要時間は3分もかかりません。写真やLINEのメッセージが消える心配もないので、スマホを開いて一緒にやってみましょう。
最初に試す3つの最短ルート
細かい理由はおいておいて、まずはこの順番で画面をタップしてみてください。
- スマホの「設定」アプリ(歯車マーク)を開く
- 「バッテリー」または「電池」を押し、「バッテリーの使用状況」を見る
- 電池をたくさん使っているアプリを選んで「制限」または「最適化」にする
これだけで、裏で勝手に電池を食っていたアプリがおとなしくなります。ここからは、実際の画面で見つかりにくい場所や、アプリごとの詳しい対処法を見ていきますね。
設定画面で電池を食っているアプリを見つける
まずはどのアプリが原因なのかを特定しましょう。Androidの機種(GalaxyやXperia、Pixelなど)によって少しメニューの名前が違いますが、探す場所はほぼ同じです。
「設定」アプリを開いたら、少し下にスクロールして「バッテリー」や「電池」と書かれた場所をタップします。その中に「バッテリーの使用状況」という項目があるので、そこを押してください。
すると、ここ数時間や過去1日の中で「どのアプリが何%の電池を使ったか」がパーセント順でずらっと並びます。画面の上に表示されているアプリほど、電池をたくさん消耗させているということです。
ここで画面を見る時のコツがあります。自分がずっと遊んでいたゲームや動画アプリが1位になっているなら、それは使った分だけ減っただけなので問題ありません。困るのは「今日ぜんぜん開いていないアプリ」が上位にいるときです。これが裏で勝手に電池を食っている犯人です。
バックグラウンドの動きを止める手順
電池を無駄に使っているアプリが見つかったら、そのまま一覧画面でそのアプリの名前をタップしてみましょう。画面が変わって、電池の使い方を設定できるようになります。
ここでやりたいのは「アプリを消す(アンインストール)」ことではなく、「裏で動くのを止める」ことです。これを専門用語でバックグラウンド制限と呼びます。
画面に「バックグラウンドでの使用」や「制限」といったスイッチがあれば、それをオフにするか「制限あり」を選んでください。Google Pixelや近年のAndroidなら、「最適化」または「制限付き」を選択するだけで大丈夫です。
この設定をしても、アプリを開けば普通に使えます。ただし、ニュースアプリやSNSでこの設定をすると「最新ニュースの通知が届くのが少し遅れる」ことがあるので、絶対に通知を逃したくないアプリ以外で試すのがおすすめです。
もし通知が来なくなって困ったときは、同じ画面から「制限なし」や「最適化」に戻せばすぐに元通りになります。LINEの通知が来ないときの確認手順!iPhoneとAndroidの設定をすぐ直すでも解説していますが、通知の設定はいつでも直せるので安心してください。画面を開くまで通知が来ないときは、電池を食うアプリを止めた副作用です。止めたいアプリと、届けたいアプリは分けてください。画面を開くまで届かないときの最適化解除です。データは消えません。
やりがちだけど「アプリの強制停止」はしなくていい
よくある押し間違いとして、アプリの詳細画面にある大きな「強制停止」ボタンを押してしまう人がいます。
「止めれば電池が減らないのでは?」と思いがちですが、実は一時的に止めても、スマホが自動で再起動させてしまうアプリが多いんです。止まって、また立ち上がって…を繰り返すことで、かえって電池を消耗してしまうこともあります。例外は、画面に「アプリが繰り返し停止しています」と出て操作できないときです。そのときは電池節約ではなく復旧のために強制停止を使います。繰り返し停止の確認順 に進んでください。
また、「最近使ったアプリの画面(四角いマークや下からのスワイプで出る画面)」で、アプリを上にスワイプして全部消す作業をこまめにやる人もいますよね。これも実はやらなくていいことの筆頭です。次にアプリを開くときにゼロから読み込むため、かえって電池を使ってしまいます。
日常の操作としては、先ほど説明した「バックグラウンド制限」だけ仕込んでおき、アプリの強制終了はしなくて大丈夫です。
アプリを制限しても電池が減るときの次の手
アプリの裏での動きを止めてもまだ減りが早いなら、原因はアプリ単体ではなく、スマホ全体の通信や画面の設定にあるかもしれません。買い替えを考える前に、無料でできる次の手を1つ試してみてください。
一番効くのは「位置情報(GPS)」の使い方です。天気予報や地図アプリ、ゲームアプリなどが、常にあなたの現在地を探そうとして電池を削っているケースがよくあります。
「設定」→「位置情報」→「アプリの権限」を開いてみてください。ここで「常に許可」になっているアプリがあれば、「アプリの使用中のみ許可」に変更しましょう。これだけで電池の持ちがガラッと変わることがあります。
さらに全体的な見直しをしたい場合は、スマホの電池がすぐ減るときに見直したい設定(iPhone・Android)で画面の明るさや自動同期の切り方などをチェックしてみてください。
また、スマホの容量(ストレージ)がいっぱいだと、システム全体に負担がかかって電池消費が激しくなることもあります。もし「容量もギリギリかも」と心当たりがあるなら、Androidの「ストレージがいっぱい」をデータを消さずに空けるの手順で不要なデータを整理してみるのも手です。
設定をひとつ見直すだけで、夕方に慌てて充電器を探す生活からは抜け出せます。まずは「設定」の「バッテリー」を開いて、怪しいアプリが潜んでいないかチェックすることから始めてみてくださいね。iPhoneをご家族が使っている場合は、画面が違うので iPhoneで電池を消耗しているアプリを確認する を渡してください。