「通知が来ないなと思ってスマホの画面をつけたら、一気にメッセージが届いた」——LINEやSNSなどで、よくある困った現象です。
先に言っておくと、アプリが壊れたわけでも、電波が悪いわけでもありません。よくあるのは、スマホが勝手にアプリの電池を使いすぎだと思い込んで、裏で動くのを止めてしまう「バッテリーの最適化」という機能が働いているパターンです。
ここを直すには、設定からいくつかの項目を触るだけなので、数分あれば終わります。データを消したりすることはないので、安心して進めてください。
なぜ画面をつけないと通知が来ないのか
スマホは、電池をできるだけ長持ちさせるために、使っていないアプリの動きを勝手にストップさせようとします。
メッセージアプリなどは裏でずっと動いていてほしいのですが、お節介な省エネ機能が「このアプリ、最近開いてないから電池を節約しよう」と判断して、通信を止めてしまうのです。
そのため、私たちがスマホの画面をつけて、初めて「あ、新しいメッセージが来てる!」とアプリが目を覚ますことになります。これを直すには、そのアプリだけ省エネの対象から外してあげれば大丈夫です。
バッテリーの最適化を解除する手順
お使いのAndroidの機種によってメニューの呼び方が少し違いますが、基本の流れは同じです。今回は通知が来なくて困りがちなLINEなどを例に見ていきます。
まずは、ホーム画面にある歯車マークの「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ」または「アプリと通知」をタップします
- 通知が来なくて困っているアプリ(LINEなど)を一覧から探してタップします
- 「バッテリー」をタップします
- 「制限なし」または「最適化しない」にチェックを入れます
これだけで、そのアプリは勝手に眠らされることがなくなり、画面を開かなくてもリアルタイムで届くようになります。
もし「制限なし」という項目が見つからない場合は、設定の最初の画面に戻って「バッテリー」という項目を直接開き、「バッテリー最適化」や「アプリのバックグラウンド制限」という場所を探してみてください。そこからアプリを選んで「最適化しない」に変更すれば同じ効果があります。
それでも直らないときに試したいこと
上の設定を変えてもまだ通知が遅れるときは、別の場所が原因になっていることが多いです。
よくある押し間違いとして、「サイレントモード」や「おやすみ時間モード」がうっかりオンになっているケースがあります。画面の上から下へスワイプして出てくるクイック設定パネルに、月のマークや通行止めの標識のようなアイコンが出ていないか確認してみてください。
また、スマホ自体の電池残量が少なくなると自動で発動する「省電力モード」や「バッテリーセーバー」も、すべてのアプリの通知を遅らせる原因になります。これがONになっていると、個別のアプリ設定よりも優先されてしまうことがあるので、充電をこまめにするか、一度省電力モードを切ってみるのがおすすめです。
もし、スマホの電池の減り具合そのものが気になってきたときは、Androidで電池消耗が大きいアプリを確認してすぐ対処する手順もあわせて見てみると、裏でこっそり暴走している原因が分かるかもしれません。
今日からすぐに試せる手順ばかりなので、通知が来なくてモヤモヤしていたら、まずはアプリのバッテリー設定から覗いてみてください。LINEだけが遅れるときは、最適化の前に通知許可も見てください。LINEの通知が来ないときの確認です。トークは消えません。