「何も触っていないのに、お昼すぎにはバッテリーが半分になっている…」そんなときは、画面の裏で動いているアプリが原因かもしれません。

iPhoneで電池を消耗しているアプリは、特別なツールを使わなくても設定画面から数秒で特定できます。まずは一番手軽な対処までの3手を試してみましょう。

まずはこれだけ!裏で電池を喰うアプリを止める3つの手順

所要時間は約2分です。今すぐ電池の減りを抑えたいなら、次の順番で操作してみてください。

  1. ホーム画面の「設定」アプリ(歯車マーク)を開く
  2. 少し下にスクロールして「バッテリー」をタップする
  3. 画面の下に出てくる「アプリごとの使用状況」で、%が大きいアプリを確認する

この一覧の上位に、自分が「今日ほとんど使っていないアプリ」が入っていたら、そいつが陰で電池を使い込んでいます。

そのアプリの名前を覚えたら、「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」と進み、そのアプリのスイッチをオフにするだけで無駄使いを止められます。

ちなみにAndroidを使っているご家族がいる場合は画面の操作が少し違うので、こちらのAndroidで電池消耗が大きいアプリを確認してすぐ対処する手順を教えてあげてください。

iPhoneで電池を消耗しているアプリを正しく見極める方法

バッテリー画面を開いたら、表示の見方をもう少し詳しく見てみましょう。ここを勘違いすると、必要なアプリまで止めてしまうことがあります。

画面の下の方に行くと、「過去24時間」と「過去10日間」というタブがあります。急に電池が減るようになったなら「過去24時間」を選んでおきましょう。

アプリ名の下に「バックグラウンド処理」と書かれているものは、画面に表示していなくても裏で通信したり位置情報を探したりしていた時間を示しています。

ここでよくある押し間違いが、一覧の右の上にある「アクティビティを表示」(または青い時計マーク)の見落としです。ここを一度タップしてみてください。

すると、「%」の表示が「画面上での使用時間」と「バックグラウンドでの時間」の分表示に切り替わります。

たとえば、動画アプリを3時間観て電池が減ったなら正常です。でも、画面上で「2分」しか使っていないのに、バックグラウンドで「5時間」と出ていたら、明らかにそのアプリが電池を消耗しています。

原因アプリが分かったら!今すぐできる無駄遣い対策

犯人アプリが判明したら、アプリを消さずに電池持ちを改善する設定変更をやりましょう。

対策1:バックグラウンド更新を個別に切る

一番効くのがこれです。「使っていない時に勝手に情報を新しくする機能」を止めます。

  1. 「設定」→「一般」を開く
  2. 「Appのバックグラウンド更新」をタップ
  3. 一覧から、先ほど電池を食っていたアプリを探してスイッチをオフ(白)にする

これをオフにしても、アプリを開けば最新の情報に更新されるので普段使いにはほとんど困りません。

対策2:位置情報の「常に許可」をやめる

地図アプリや天気アプリ、ゲームなどで場所の情報を取得し続けていると、バッテリーは一気に減ります。

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開く
  2. 「位置情報サービス」をタップ
  3. 該当のアプリを選び、「常に許可」から「このAppの使用中のみ許可」に変更する

「常に許可」にしておく必要があるアプリは、見守り系アプリや一部の歩数計アプリくらいです。それ以外は「使用中のみ」で十分動きます。

右上にオレンジや緑の点がついているときは、マイクやカメラが裏で動いているサインでもあります。電池一覧の前にアプリ名を特定するなら、iPhoneにオレンジや緑の点がついたときの確認手順が先です。

なお、LINEなどの通知が遅れるのが心配な方は、LINEの通知が来ないときの確認手順!iPhoneとAndroidの設定をすぐ直すで通知設定だけを正しく残す方法を確認しておくと安心です。

一時的にしのぐなら「低電力モード」が手軽

「原因を細かく調べる時間がない!とにかく今夜まで電池を持たせたい!」というときは、iPhoneの「低電力モード」を使いましょう。

「設定」→「バッテリー」と進み、「低電力モード」のスイッチを入れるだけです。右上のバッテリーマークが黄色に変われば設定完了です。

これを入れると、画面の明るさが少し抑えられたり、メールの自動受信が一時的に止まったりしますが、LINEの送信や電話、Webの閲覧などは問題なく使えます。バッテリーが残り20%を切ったときに出るポップアップからオンにしても構いません。

全体的な節電設定を一度で見直したいときは、スマホの電池がすぐ減るときに見直したい設定(iPhone・Android)も目を通しておくと、さらにバッテリーが長持ちするようになります。

実はやらなくていい?アプリの「上スワイプ終了」の罠

電池を節約しようとして、マルチタスク画面(画面下から上へスワイプしてアプリが並ぶ画面)から、アプリを片っ端から上にフリックして消していませんか?

実はこれ、やらなくていい操作です。むしろ逆効果になることがあります。

iPhoneの仕組み上、画面裏に回ったアプリは自動的に停止状態(スリープ)になり、電池をほぼ使いません。これを手動で完全に終了させると、次にそのアプリを開くときに「ゼロから再起動」することになり、余計なパワーと電池を消費してしまうのです。

アプリが固まって動かないとき以外は、わざわざ上にスワイプして消す必要はありません。放っておいて大丈夫ですよ。

困ったときのチェックリスト

最後に、今日の流れをサクッと確認しておきましょう。

  • 「設定」→「バッテリー」で、使っていないのに%が高いアプリを探す
  • 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で該当アプリをオフにする
  • 位置情報の設定が「常に許可」になっていないか確認する
  • 急ぎのときは「低電力モード」(電池マーク黄色)を入れる
  • アプリの毎回の上スワイプ終了はやめておく

このあたりを少し見直すだけで、夕方のバッテリー残量がガラリと変わります。できそうなところから触ってみてくださいね。