iPhoneでオレンジの点や緑の点が急に表示されると、「もしかして盗聴されている?」と不安になりますよね。
焦らなくて大丈夫です。これはiPhoneが「いまマイクやカメラが動いていますよ」と教えてくれている合図です。まずは画面の上端をすーっと引っぱり下げて、どのアプリが動いているか確かめましょう。
最初に試す3手!今まさにカメラやマイクを使っているアプリの特定
いま画面の右上に点が出ているなら、1分もかからずに犯人のアプリが分かります。手元で一緒に操作してみましょう。
- 画面の右上から下へスワイプしてコントロールセンターを出します(ホームボタンがあるiPhoneなら、画面の一番下から上へスワイプ)。
- 画面の一番上に、オレンジや緑のマークとアプリ名が出ているのを確認します。
- そこに表示されたアプリ(例えば「LINE」や「Safari」など)が、今マイクやカメラを使っているアプリです。
よくある押し間違いで、画面の中央付近から下へ引っ張ると「通知センター」が出てきてしまい、アプリ名が見えません。バッテリー残量が表示されている画面右上の端っこから指を降ろすのがコツです。
使った覚えがないアプリの名前が出ていたら、そのアプリを終了させれば点が出なくなります。
オレンジと緑の点は何?盗聴や盗撮の心配とマークの意味
そもそもこの点は何なのか、仕組みを知っておくと次から怖くなくなります。
- オレンジの点: アプリが「マイク」を使っている合図です。電話、LINEの通話、音声検索、ボイスメモ、キーボードの音声入力などをしているときにつきます。
- 緑の点: アプリが「カメラ」を使っている合図です。写真撮影、ビデオ通話、QRコードの読み取りなどをしているときにつきます。なお、カメラと一緒にマイクも使っている場合は緑色が優先されます。
つまり、ウイルスの警告でも画面の故障でもありません。Appleが「裏で勝手に音や映像を撮られないように」と作った安全用の仕組みです。
思い当たる節がないのに点が出ているときは、さっきのコントロールセンターでアプリ名を確認してください。例えば、Webサイトを見ていて意図せず音声入力がオンになっていた、といった状態が見つけられます。
アプリにマイクやカメラを使わせないように設定を直す手順
アプリを特定できたら、今後そのアプリが勝手にマイクやカメラを使えないように鍵をかけましょう。使いたいときだけ許可する設定にしておけば安心です。
- ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 少し下にスクロールして「プライバシーとセキュリティ」を選びます。
- 一覧から「マイク」または「カメラ」をタップします。
- アプリの一覧が出るので、勝手に使わせたくないアプリの右側にあるスイッチをオフ(白)にします。
これをオフにしても、写真が消えたりアプリが壊れたりすることはありません。次にそのアプリでカメラを使おうとしたときに「アクセスを許可しますか?」と聞かれるようになるだけです。
あわせて、スマホ全体の安全性を高めておきたいならスマホのセキュリティ設定で今すぐ見直したいポイントと基本の手順も確認してみてください。
画面を閉じても点が消えないときに試すこと
アプリを閉じたつもりなのに、どうしても右上の点が消えないことがあります。これはアプリがバックグラウンド(裏側)で動き続けている状態です。
そんなときは、次の2つの操作を試してみてください。
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アプリを強制終了する 画面の下端から上へスワイプして指を途中で止めます(ホームボタンがある機種はボタンを2回トントンと押します)。開いているアプリの画面が並ぶので、消えないアプリの画面を上にスワイプして追いやります。
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iPhoneを再起動する アプリを閉じても消えない場合、iPhoneの表示が一時的にバグっているだけのことも多いです。電源を一度切り、入れ直してみてください。これでほとんどのケースで正常に戻ります。
有料のセキュリティアプリなどを買う必要はありません。標準の設定と再起動だけで完全にコントロールできます。
電池の減りが早いときもアプリの動きを疑ってみよう
マイクやカメラが裏で動いていると、バッテリーの消耗も早くなります。「最近なんだか充電の持ちが悪いな」と感じるなら、マイクだけでなく電池を食っているアプリも一緒に探しておくと一石二鳥です。
具体的な確認の仕方はiPhoneで電池を消耗しているアプリを特定して電池持ちを良くする手順で詳しく書いているので、お時間があるときに覗いてみてください。
これでオレンジや緑の点が出ても、何が起きているかすぐ見抜けるようになりましたね。変な点が出たら「まずは右上から指を滑らせる」と覚えておけば大丈夫です。