「iCloudストレージが一杯です」と画面に出て、データの保存が途中で止まっていませんか。困ったときのiPhoneバックアップやり方は、無料のiCloud範囲内にデータを抑えて取るか、パソコンに繋いで丸ごと残すかの2ルートが基本です。通知だけを今すぐ消したい人は、iCloudがいっぱいのときの整理手順 から見てください。写真やアプリのデータは消えずにしっかり残るので、落ち着いて順番に試してみてくださいね。Androidの人は画面が違います。Androidのバックアップ手順 を見てください。
「iCloud容量が足りない」と出たときにまず外すべきデータ
iCloud(アップルが用意しているネット上のデータ置き場)は、無料で使えるのが5GBまでです。写真や動画がたくさん入っていると一瞬で埋まってしまい、「バックアップが失敗しました」と通知が届きます。
ですが、月額料金がかかる有料プランを急いで契約しなくても、バックアップ対象から重いアプリを外せば無料のまま保存できることが多いんです。
まずは設定アプリを開いて、一番上にある自分の名前をタップします。次に「iCloud」→「iCloudバックアップ」を開いてみてください。容量の内訳は、同じiCloud画面のストレージ管理から見られます。
ここで「写真」や「大容量のゲーム」がオンになっていると、一気に枠を圧迫します。写真は別の場所に移すか、パソコンに保存することにして、ここでは一旦オフに切り替えてみましょう。入りきらない写真を一時的に別の場所へ保存したいときは、Googleフォトの整理と使い方の手順。容量不足や写真迷子をすぐ解決 も参考にしてみてください。
お金をかけずにiCloudでバックアップを取る手順
容量の調整が終わったら、さっそくバックアップを実行してみましょう。始める前に、Wi-Fiに繋がっていることと充電コードを挿していることを確認してください。データ量によりますが、所要時間の目安は10分〜30分ほどです。
- 「設定」アプリを開き、画面最上部の自分の名前をタップする
- 「iCloud」を選び、「iCloudバックアップ」をタップする
- 「今すぐバックアップを作成」を押す
画面の青いゲージが最後まで伸びきれば完了です。「最後のバックアップ: 今日 ○:○」と表示されていれば、ちゃんと保存されています。
もし「作成できませんでした」と出る場合は、通信が途切れているか、本体のデータ量が多すぎる状態です。本体の空きを作る手順は iPhoneの「ストレージがいっぱい」をデータを消さずに空ける で詳しくまとめているので、不要なデータを削ってみてください。
パソコンを使って無料で丸ごと保存する方法
写真も動画も大量にあってiCloudの5GBにはどうしても収まらないけれど、毎月お金を払いたくない時はパソコンを使うのが一番手軽です。パソコン側のストレージを使うため、iPhoneの中身をまるごと無料で保存できます。
Windowsパソコンを使う場合は、事前にMicrosoft Storeから「Apple Devices」(またはiTunes)という無料アプリを入れておきます。Macならケーブルで繋ぐだけで準備OKです。
- iPhoneとパソコンをケーブルで繋ぐ
- iPhoneの画面に「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら「信頼」を押し、画面のパスコードを入れる
- パソコン画面に出てくるiPhoneのアイコンを開き、「今すぐバックアップ」をクリックする
ここで1つ押し間違いやすいのが、「ローカルのバックアップを暗号化」というチェックボックスです。ここにチェックを入れてパスワードを設定しておくと、LINEのトーク履歴や各種アプリのログイン情報までまとめて残せるので、新しい端末へ移行するときにすごく楽になります。
ただし、この暗号化パスワードを忘れてしまうと二度と復元できなくなるので、メモを絶対に残しておいてくださいね。
機種変更の直前にやっておきたいLINEの引き継ぎ準備
iPhone本体のバックアップを取れば一安心…と思いがちですが、LINEのトーク履歴だけは「LINEアプリの中での操作」が別途必要になるケースが多いです。ここを見落として新しいスマホへ変えてしまうと、過去のやり取りが消えて悲しい思いをすることになります。
新しいiPhoneへ買い替える直前なら、本体のバックアップが終わったあとにLINEアプリを開き、設定(歯車マーク)の「トークのバックアップ」から最新の状態を保存しておきましょう。
順番や詳しい操作については、LINEを機種変更で引き継ぐ。トークが消える前に今の端末でやる順 を見ながら進めると失敗しません。
途中で止まる・進まないときのチェックリスト
「ゲージが途中で固まって動かない」「夜中に自動で取れていない」というトラブルもよく聞きます。わざわざ買い替えたり高額なサポートを使わなくても、次のポイントを確認すれば解決することがほとんどです。
- Wi-Fiが不安定になっていないか: 自宅のWi-Fiが弱くなると途中で止まります。一度Wi-Fiを切り直すか、ルーターの近くで試してみてください。
- 画面をつけっぱなしにしていないか: 夜間の自動バックアップは「充電中」「Wi-Fi接続中」「画面がロック(消灯)中」の3つの条件が揃ったときに動きます。
- 低電力モードになっていないか: 画面右上のバッテリーマークが黄色くなっている時は、通信が節約されてバックアップが止まります。「設定」→「バッテリー」でオフにしましょう。
有料のiCloud+(50GBで月額130円〜)を検討するのは、これらの見直しをやっても写真が入りきらないときだけで十分です。まずは無料のまま、パソコンやアプリの整理で対応してみてくださいね。