Excelが速い人と遅い人の差は、関数の知識より先に「マウスに持ち替える回数」でつくことが多いです。全部暗記する必要はありません。今週は移動だけ、来週は選択だけ、くらいで十分効きます。

Windows前提です。Macはだいたい Ctrl を ⌘(command) に読み替えてください。

今日から使う基本

ショートカット動作
Ctrl + C / Ctrl + Vコピー / 貼り付け
Ctrl + X切り取り
Ctrl + Z / Ctrl + Y元に戻す / やり直す
Ctrl + S上書き保存
Ctrl + F / Ctrl + H検索 / 置換
Ctrl + A全選択
F2セルの編集
Esc入力キャンセル
Deleteセル内容の削除

意外と知られていないのが F2 です。ダブルクリックの代わりに押すと、手をキーボードから離さずに編集に入れます。

大きな表での移動

  • Ctrl + 矢印: データの端まで飛ぶ
  • Ctrl + Home: A1へ
  • Ctrl + End: データ末尾へ
  • Ctrl + Page Up / Page Down: シート切替
  • Ctrl + G(または F5): 指定セルへ

1万行でも Ctrl + ↓ なら最終行にすぐ着きます。ホイールで延々スクロールしている人は、ここから変えるのがいちばん早いです。

範囲選択

  • Ctrl + Shift + 矢印: 端まで選択
  • Shift + 矢印: 1セルずつ広げる
  • Ctrl + Space: 列全体
  • Shift + Space: 行全体(日本語入力がオンだと別動作になることがあるので、オフを確認)
  • Ctrl + Shift + End: 今の位置からデータ末尾まで

実務だと「Ctrl + Shift + ↓ で列を選択 → すぐコピー」の流れがよく出ます。

行・列

  • Ctrl + +(プラス): 挿入
  • Ctrl + -(マイナス): 削除
  • Ctrl + 9: 行を非表示
  • Ctrl + 0: 列を非表示

行を選んでから Ctrl + + で、行ごと挿入できます。右クリックより手数は少ないです。

入力のちょい時短

  • Ctrl + D: 上のセルを下へコピー
  • Ctrl + R: 左のセルを右へコピー
  • Ctrl + ;(セミコロン): 今日の日付
  • Alt + Enter: セル内改行

日報や更新日なら Ctrl + ; の方が手入力より速く、表記も揃います。

書式

  • Ctrl + 1: セルの書式設定
  • Ctrl + B: 太字
  • Ctrl + Shift + 1: 桁区切り
  • Ctrl + Shift + 5: パーセント

リボンを探すより、Ctrl + 1 でダイアログを出す癖の方が迷いが減ります。

覚え方

一度に全部やると忘れます。

  1. 最初の1週間は移動だけ(Ctrl + 矢印、Ctrl + Home)
  2. 慣れたら選択(Ctrl + Shift + 矢印)
  3. そのあと行・列と書式

知識より手癖です。明日の作業で、まず Ctrl + 矢印だけでも使ってみると差がわかります。印刷で右端の1列だけ次のページにはみ出るときは、列幅を縮める前に印刷設定です。Excelの印刷を1ページに収める手順です。「シートを1ページに印刷」を選びます。矢印キーを押してもセルが動かず画面だけがスクロールするときは、ショートカットの前にロック解除です。Excelで矢印キーを押してもセルが移動しないときの解除手順です。画面左下の ScrollLock 表示から見ます。Alt+Enter でセル内改行だけできないときは、ExcelでAlt+Enterを押してもセル内改行ができないときの解除手順です。保護ビューの黄色い帯と、ダブルクリックか F2 の編集状態から見ます。条件で合計したいときは、マウスでちまちま足さなくて大丈夫です。0になるときの直し方はExcelのSUMIFで計算が0になるときの原因と直し方です。スペース混入と範囲のズレから見ます。表をPDFにして送りたいときは、有料ソフトは最初は不要です。PDFを無料で編集する手順です。作業中にウィンドウが消えた・半分になったときは、Excelの前にOS側を見てください。Windowsのショートカットで画面を戻す手順です。Windowsキー + D のもう一度が先です。