画面を保存しようとしてボタンを押したのに写真アプリに入っていない、あるいは「ストレージの空き領域がありません」と警告が出て撮れない。iPhoneでスクリーンショットが保存できないときは、本体の空き容量がゼロになっているか、一時的なシステムの不具合、あるいは撮影ボタンの設定ミスが主な原因です。

設定を変えたり再起動したりしても、今ある写真やアプリが消えることはありません。まずは一番怪しい「容量」から順番にチェックしていきましょう。

写真アプリに入らないときはiPhoneのストレージ容量を確認する

撮影音(カシャッ)や画面が一瞬白くなる反応はあるのに、写真一覧に画像が残らない場合、一番多いのは本体の空き容量が完全にゼロになっているケースです。

iPhoneは一時的に画面をキャプチャできても、保存する隙間がないと画像を破棄してしまいます。まずは現在の容量を確かめましょう。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」をタップし、「iPhoneストレージ」を選びます。
  3. 一番上のゲージを見て、空き容量が数メガバイト(MB)しか残っていないか確認します。

もし「ストレージがいっぱいです」という表示が出ていたら、不要な動画を数本消すか、使っていない大きめのアプリを削除してみてください。目安として1GB以上の空きができると、すぐにスクリーンショットが保存できるようになります。

写真を1枚も消さずに容量を増やしたい時は、iPhoneの「ストレージがいっぱい」をデータを消さずに空ける の手順で、アプリの本体だけを取り除く方法を試すと安心です。さらに、LINEやブラウザのキャッシュが溜まっている場合は iPhoneのシステムデータを減らす!写真を消さずに容量を空ける手順 も役立ちます。

なお、「iCloudストレージがいっぱいです」という通知が出ていても、本体のストレージに空きがあればスクリーンショット自体は撮影できます。混乱しやすいところですが、iPhoneでiCloudストレージがいっぱいですと出たときの対処手順 で確認できるiCloud側ではなく、あくまで「iPhoneストレージ」の空きを見ることがポイントです。

ボタンの押し間違いと画面の反応を確かめる

容量に問題がないのに撮れない時は、ボタンの押し方の癖で失敗していることがあります。iPhoneの機種によって正しい組み合わせが違うので、念のため確認しておきましょう。

  • ホームボタンがないiPhone(Face IDモデル) サイドボタン(右側)と、音量を上げるボタン(本体の左側面)を同時にポンと一瞬だけ押して離します。
  • ホームボタンがあるiPhone(iPhone SEや8など) サイドボタン(またはトップボタン)と、ホームボタンを同時に一瞬だけ押して離します。

よくある押し間違いは、ボタンを長押ししてしまうことです。長押しすると電源オフ画面やSiriが起動してしまい、撮影に失敗します。「押したらすぐ指を離す」のがコツです。

また、iPhoneを分厚いケースに入れていると、音量ボタン側だけがしっかり押せておらず、単に音量が上がったり画面がロックされたりすることがあります。一度ケースから外して指で直接押してみてください。

背面タップやAssistiveTouchの設定を見直す

サイドボタンの効きが悪いときや、片手でサッと撮りたい人は「背面タップ」や「AssistiveTouch(画面上の丸いボタン)」を設定しているかもしれません。これが急に反応しなくなった場合の直し方です。作業は1分ほどで終わります。

背面タップで撮れなくなった場合(iPhone 8以降)

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」を開きます。
  2. 「タッチ」をタップし、一番下にある「背面タップ」を選びます。
  3. 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を開きます。
  4. チェックが「スクリーンショット」に入っているか確認します。

一度「なし」にチェックを変えてから、再度「スクリーンショット」を選び直すと、内部の引っかかりが取れて再びトントンと叩くだけで撮れるようになることがあります。

画面上の丸いボタン(AssistiveTouch)で撮る場合

ボタンが物理的に壊れているときは、画面上に操作ボタンを出すのが便利です。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」をオンにします。
  2. 「最上位メニューのカスタマイズ」を開きます。
  3. アイコンのどれかを「スクリーンショット」に変更します。

これで、画面に出てくる白い丸ボタンをタップするだけで撮影できます。

それでも保存されない時は「再起動」と「写真の同期」を試す

設定も容量も問題ないのにどうしても撮影できない場合、iPhoneのシステム(iOS)が一時的に混乱しています。一度iPhoneを再起動してください。

電源ボタンと音量ボタンを長押しして「スライドで電源オフ」を出し、完全に画面が暗くなってから1分ほど待って再度電源を入れます。これだけであっさり直るケースは非常に多いです。

また、「撮影はできているのに写真アプリの最新の位置に表示されない」という場合もあります。

  • 写真アプリを開き、一番下の「ライブラリ」タブで「すべての写真」が選ばれているか確認する
  • 日付がズレていて、ずっと昔の日付の場所に保存されていないかスクロールしてみる
  • 「アルバム」タブの一番下にある「最近削除した項目」に入っていないか探す

撮影直後の画面左下に出てくる小さなプレビュー(サムネイル)を左にスワイプして消すと、保存が数秒遅れることがあります。サムネイルはいじらずにそのまま消えるのを待つか、タップして「写真に保存」を明示的に押すのも確実な方法です。

有料の修理ショップやデータ復旧サービスに持ち込む必要はまずありません。まずは容量の確保と本体の再起動、この2つを試してみてください。Androidで同じように保存されないときは、サイドボタンの組み合わせが違います。Androidでスクショが保存されないときの確認を見てください。銀行アプリの真っ黒な画像と、空き容量不足を先に分けます。