「あ、間違えて大事な書類を消しちゃった…!」と焦っているかもしれませんが、大丈夫ですよ。Googleドライブで削除したファイルを復元するのは、実はかなり簡単です。消してから30日以内なら、ゴミ箱の中にそのまま残っています。
ゴミ箱から元に戻せば、消す前の保存場所や共有設定もすべて元の状態に復元されます。スマホでもパソコンでも1分もかからずに直せますよ。
最短で戻すならこれ!復元の基本3ステップ
画面の細かい操作を見る前に、全体の流れだけ先に頭に入れておきましょう。やることはこれだけです。
- Googleドライブを開いて、ゴミ箱メニューを開く
- 戻したいファイルを見つけてメニュー(3つの点)を押す
- 復元を選ぶ
たったこれだけで、消えてしまったファイルが元のフォルダにサクッと戻ります。所要時間は1分もかかりません。
ただし、ゴミ箱に入ってから30日が過ぎてしまうと、自動的に完全に消去されてしまう仕組みになっています。気づいたらすぐに作業するのがコツです。
スマホアプリ(iPhone・Android)でゴミ箱から復元する手順
スマホのGoogleドライブアプリを使っている場合は、次の順番で操作してみてください。iPhoneでもAndroidでも基本の動きは同じです。
- スマホでGoogleドライブアプリを開きます。
- 画面の左上にある三本線のマーク(メニュー)をタップします。
- メニューの中からゴミ箱を選びます。
- 復元したいファイルを探して、その右側にある「…」(3つの点)をタップします。
- 出てきた選択肢の中から復元をタップします。
これで操作は終わりです。「ファイルを復元しました」と画面下に表示されれば成功ですよ。
よくある押し間違いとして、3つの点をタップしたあとに一番下にある「完全に削除」を選んでしまう人がいます。これを選ぶと本当に消えて戻せなくなるので、落ち着いて上の「復元」を選んでくださいね。
なお、画像や動画を消したと思って探している場合、Googleドライブではなく「Googleフォト」のゴミ箱に入っていることもよくあります。写真関係が見当たらないときはGoogleフォトで消えた写真を復元する手順!ゴミ箱やアーカイブの探し方も合わせてチェックしてみてください。
パソコン(ブラウザ)でゴミ箱から復元する手順
パソコンのWebブラウザ(Chromeなど)でGoogleドライブを使っているときは、画面が広くて探しやすいです。
- パソコンでGoogleドライブの画面を開きます。
- 画面の左側にあるメニューからゴミ箱をクリックします。
- 戻したいファイルの上にカーソルを合わせます。
- 右端に出てくる時計が逆回転しているようなマーク(復元アイコン)をクリックします。
右クリックをしてメニューから復元を選んでも大丈夫です。これでファイルは消去される前のフォルダへ自動的に戻ります。
ちなみに、ゴミ箱の中にあるファイルを開いて中身を確認することはできません。名前や更新日時を見て「これかな?」と判断して一度復元してから、中身を確認するのが確実です。
ゴミ箱にファイルが見当たらないときに試したいこと
「ゴミ箱を開いたのに、消したはずのファイルがない…」というときは、別の原因が考えられます。諦める前に次の2つを試してみましょう。
1. 検索バーで直接名前を打ってみる
実は消したわけではなく、手が滑って別のフォルダに移動してしまっただけというパターンがよくあります。画面上の検索バーにファイル名の一部を入力して検索してみてください。
検索バーの右側にあるフィルタボタンを押して、ファイルの種類(ドキュメント、スプレッドシートなど)で絞り込むのも効果的です。
2. ファイルの所有者を確認する
誰かと共有しているファイルの場合、あなたが「削除」を押しても、それは「自分の画面から非表示にしただけ」になっていることがあります。
元のファイルを作った人(所有者)のドライブには残っている可能性が高いので、作成者の方に「間違えて一覧から消しちゃったので、リンクをもう一度送ってもらえる?」と頼んでみてください。
もし「ストレージ容量がいっぱいです」という通知が出ていて整理のために消していたなら、復元することで再び容量を使用することになります。空き容量が気になるならGoogle容量がいっぱいになったときの内訳確認と無料の解決手順を参考に、不要な巨大メールなどを掃除するのが安全です。
復元できない場合の最後の手段
ゴミ箱からも完全に消えてしまっていて、30日以上経っている場合は、個人の無料アカウントだと自力で戻すのが厳しくなります。
ですが、学校や会社で使っているGoogle Workspaceのアカウントであれば、管理者に相談すると復元してもらえるケースがあります。管理者の専用画面からなら、ゴミ箱から完全に消去されたあとでもさらに25日間はデータを救出できるからです。
また、個人のGoogleアカウントであっても、Googleドライブの「ヘルプセンター」からサポートに「ファイルを紛失した」とリクエストを送ることで、運が良ければサポート側で復元してくれることもあります。どうしても諦めきれない大事なファイルなら、無料のヘルプフォームから申請を出してみる価値はありますよ。
焦って色々なボタンを連打してしまうと、本当に「完全消去」を押してしまうリスクが高まります。まずは落ち着いてゴミ箱を開き、復元ボタンをひとつ押すことから試してみてくださいね。