「暗証番号の入力を間違えてロックされました」——画面にこの赤字が出ると、市役所に行かなきゃいけないのかと一気に面倒になりますよね。

先に言ってしまうと、わざわざ平日に休みを取って窓口に行かなくても、お近くのコンビニのマルチコピー機で再設定ができます。手数料はかかりません。無料でその場ですぐ直せます。

よくあるのは、数字4桁の「利用者証明用電子証明書」の暗証番号と、英数字混ざりの「署名用電子証明書」の番号をごちゃ混ぜにしてしまう失敗です。ロックされてしまったものは仕方のないことなので、そのままコンビニに向かいましょう。

コンビニに行く前にスマホアプリの準備が必要

コンビニの機械を操作する前に、実はスマホの下準備が必要です。「マイナポータル」という公式アプリをあらかじめ入れておかないと、機械の前で手が止まってしまいます。

よくある間違いとして、アプリを入れずに直接コンビニの端末を操作し始めてしまうケースがあります。これだと途中でスマホとの連携ができず、最初からやり直しになってしまいます。

所要時間の目安は、スマホの準備を含めて15分ほど。まずは手元のスマホで次の作業を済ませてください。

  1. スマホに「マイナポータル」アプリをインストールする
  2. アプリを開き、「利用者証明用電子証明書」などの暗証番号再設定のメニューを進める
  3. アプリの指示通りにスマホの背面にマイナンバーカードを読み込ませる
  4. 予約番号や受付番号がスマホ画面に出たら準備完了です

スマホの操作が不安なときは、焦らずにWi-Fiを切ってモバイルデータ通信に切り替えてからアプリを開くと、エラーが起きにくくなります。

コンビニのマルチコピー機での操作手順

スマホの事前準備が終わったら、セブンイレブンやローソンなどのマルチコピー機があるコンビニへ行きます。ファミマでも対応していますが、店舗によってキオスク端末の仕様が少し違うので注意してください。

コピー機のタッチパネル画面で「行政サービス」または「マイナンバーカード」の項目を探します。見つからないメニューがあったときは、画面の右上にある「メニュー」や「検索」ボタンを押すとすぐに出てきます。

  1. コピー機のメニューから「行政サービス」を選ぶ
  2. 「マイナンバーカード」のボタンを押す
  3. 「暗証番号の再設定」を選んで進む
  4. スマホのアプリで発行した予約番号や受付番号をテンキーから入力する
  5. マイナンバーカードをコピー機の所定の置台にセットする
  6. 新しい暗証番号を画面の指示に従って入力する

カードを置くときは、向きが逆になっていないか確認してください。読み取りエラーが出たときは、カードを一度持ち上げて置き直すとスムーズに認識されます。

コンビニでどうしてもできないときの次の手段

もし「対応していないコンビニだった」「コピー機の読み取りがどうしてもエラーになる」という場合は、無理にコンビニで粘る必要はありません。

お近くの市区町村役場の窓口、または住民票の写しなどが取れる出張所に行けば、職員のサポートを受けながらその場でロックを解除してもらえます。その際も、本人確認書類としてマイナンバーカードのほかに免許証などの持参を忘れないようにしてください。

日々の暮らしの中でお金や手続きで迷うことがあれば、スマホでふるさと納税のやり方を整理!ワンストップ特例まで一気に終わらせる手順のように、スマホだけで行政の手続きを完結させるコツを知っておくと、いざというときも慌てずにすみます。

暗証番号を新しく設定したあとは、もう忘れないようにメモをスマホの安全な場所に残しておくか、よく使う数字の組み合わせにしておくと安心です。